AGA治療薬でEDになるって本当？

AGA治療薬を服用すると勃起不全（ED）になるかもしれないというウワサ、聞いたことありませんか？
このウワサ事実でもありますが、発生率は1%とかなり低い確率なのです。
男性の悩みの種になる薄毛とED問題ですが、薬の副作用によって併発する確率は非常に低いということを把握しておきましょう！

EDになる確率は1%！

AGA治療薬を服用している男性の中でEDを発症した人は、約1%です。
そもそもEDの症状とはいったいどういったものなのでしょうか？
チェックしてみましょう。

AGA治療薬を服用してこのような症状を感じた場合は、AGA治療薬のEDになる確率の1%に入っている恐れがあるのです！

AGA治療薬でEDになる人の大半は思い込み？

AGA治療薬といえばプロペシアですよね。
身体の内側から抜け毛を防止する医薬品で、国内ではプロペシアの処方が主流となっています。
プロペシアの副作用には勃起不全があり、臨床試験でも確認されています。

過去に行われたプロペシアの臨床試験では、プロペシアを服用する人とプラセボ（偽薬）を服用した人の結果を比較した例があります。
プラセボを服用した被験者は、実際にプロペシアを投薬された人と同じくらいの割合で性欲減退や勃起機能の低下を訴え始めました。
臨床試験で用いられるプラセボには薬理作用をもつ成分は一切入っていません。
しかし見た目や形状は薬そのもののため、被験者の暗示効果や期待効果の心理状況が働きやすくなります。
特に緊張や不安といった心理的状況が起因して、プラセボでも副作用を発症する場合があるといわれているのです。

このような結果から性に関するネガティブな思い込みが事前にあると、プラセボであっても心理的な負担がかかり、勃起機能の低下や性欲減退を発症するということが判明したのです。

まずはセルフケア！EDの改善法

AGA治療薬を服用して「とうとうEDになったかもしれない！」と感じたら、まずはセルフケアで改善してみましょう。
その理由はED症状が副作用によるものなのか、思い込みなのかは改善方法を試さないと判断できないからです。
セルフケアでも改善しなかった場合は、副作用の1%の確率を引いてしまっているかもしれません。
しかし単に思い込みであれば、気の持ちようや暗示効果を解くことで改善できる可能性もあるのです！

EDの症状を改善するには体内の血流を促進する必要があります。
国内で有名なAV男優も、勃起機能を低下させないために積極的に運動をしているという人もいるほど血行促進は大切なポイントといえます。
そのため血管を狭めるような喫煙はせず、タバコの本数を減らしたり思い切って禁煙したりしてみましょう。

AGA治療薬とED治療薬は併用できます！

AGA治療薬で万が一、EDになった場合はED治療薬を併用しましょう。
薬同士の併用は禁止されているものもありますが、AGA治療薬とED治療薬は一緒に服用してもOKです。
これはもちろん世界共通の改善手法であり、日本だけではありません。
プロペシアはバイアグラ、レビトラ、シアリスとどのED治療薬とも併用可能です。

しかし育毛効果に特化しているミノキシジルは、ED治療薬と併用してはいけない薬となっています。
そのためプロペシア、または海外産のフィンペシアのみを使用する場合にAGA治療薬とED治療薬を併用しましょう。

併用するなら飲み方に注意！

ED治療薬とAGA治療薬を併用する際には服用方法に気を付けなければなりません。
AGA治療薬は食前・食後関係なく、毎日決まった時間に摂取します。

しかしED治療薬は、基本的に空腹状態で性行為の1時間前に服用しなければならないのです。
食後に服用する場合は、最低でも2時間以上時間をあけた後に飲みましょう。
ED治療薬は食後すぐに服用すると十分な効果を発揮できなくなります。
併用する際の服用方法は、きちんと確認しておくことをオススメします。

思い込みED、副作用によるEDはどちらも対処可能

AGA治療薬を服用する際には、副作用のEDを過剰に心配しすぎてはいけません。
不安や緊張からくるネガティブな感情は、そのまま身体に症状として現れてしまいます。
仮に思い込みでEDになってしまった場合はまずはセルフケアを試し、それでも改善しなかったらED治療薬の力を借りることも可能なのです。
国内のAGA専門家・医療従事者は、EDを発症した患者にAGA治療薬とED治療薬の併用を勧めているほど。
AGA治療薬を服用する際に、「どうしてもEDが気になる」という人はED治療薬の併用も視野に入れて治療を開始していきましょう！