自律神経の乱れは早漏につながる!神経を整えるトレーニング6選

自律神経と早漏

突然ですが、自律神経が早漏と大きく関係していることを知っていますか?

自律神経は血管や内蔵の働きをコントロールし、体内環境を整える神経。
私たちの意思とは関係なく、独立して24時間ずっと働き続けています。

自律神経には副交感神経と交感神経があり、2つがバランスよく働いていると健康的な生活を送ることができます。
性行為時に交感神経が活発になると、過度に興奮や緊張してしまいます。
射精をコントロールできなくなり、イくのが早くなってしまうのです。

早漏の人は、射精までの時間をコントロールできませんよね。
その原因は自分の意思ではコントロールできない自律神経が関係しているからなのです。

交感神経と副交感神経を整えて、根本的に早漏を改善しましょう。
自律神経が整えば、改善薬も必要なく射精をコントロールできるようになるかもしれません。
豊かな性生活のために、自律神経を整えることを意識しましょう。

あなたの早漏の原因はストレスかも

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、
・交感神経は興奮や緊張
・副交感神経は睡眠やリラックス
などそれぞれ働きがあります。

心因性早漏の場合は、過去のセックスへのトラウマやストレスによって脳が興奮・緊張状態になり交感神経が過剰に反応することで起こります。
過度に興奮・緊張してしまい自分が希望するよりも早くイってしまうのです。

セロトニン不足も早漏の原因になる

幸せホルモンと言われるセロトニンが不足すると、早漏になりやすいと言われています。
セロトニンは精神の安定に関わる神経物質です。

会社や家庭などで受けたストレスが溜まると、ストレスホルモン・コルチゾールが分泌。
脳幹にあるセロトニン神経を抑制することで、脳内のセロトニン分泌が減少してしまうのです。

セロトニンが不足すると、ドーパミンとノルアドレナリンが過剰に分泌され交感神経が過敏になります。
興奮状態が続くことで、セックス時にイきやすくなってしまうのです。

自律神経が早漏に大きく関係しているのは分かったけど、どうしたら整えることができるのか。
・食生活を改善する
・太陽の光を浴びる
など様々な方法がありますが、今回紹介するのは自律訓練法です。
早漏のトレーニング

自律神経を整えるトレーニングを紹介!

自律訓練法とは交感神経と副交感神経のバランスを取り、自律神経を整える訓練法です。
神経科や心療内科でも推奨されている、歴とした方法で継続すると自律神経を整えてくれます。
慣れてくると、いつでもどこでも誰でもできるようになります。

自律訓練法は、6つの公式があり順番に沿って行っていく自己暗示法です。

①手足が重たい
②手足が暖かい
③心臓の鼓動を感じる
④呼吸を感じる
⑤お腹が温かい
⑥額が涼しい

などの自己暗示をすることで、リラクゼーション効果が生まれ自律神経を整えることができます。

始める前にまずは準備運動を行ないます。
【事前準備】
・背もたれのあるイスに姿勢良く座るか、仰向けに横になる
イスに座る場合は、頭のてっぺんを吊られているイメージで、姿勢を正す
横になる場合は、両足や両腕を少し開く
・時計やベルト、ネクタイなどのアクセサリーをはずし、ゆったりした服装で行う

6つの基本トレーニング!

事前準備が終わると、6つの自己暗示トレーニングを順番に行なっていきます。
公式をする上で重要なのは、気持ちが落ち着いていると心の中でゆっくりと繰り返すこと。
すべての公式を行なうと15~20分程度かかりますが、忙しいときは、第2公式まででも大丈夫。
毎日1~2セットを行ないましょう。

第1公式

①利き腕に意識を向けて利き腕が重たいと心の中でゆっくり繰り返す
②反対側の腕・右足・左足も同様に繰り返す
③両腕と両足が重たいと感じる

第2公式

①利き腕に意識を向けて今度はとても温かいと心の中で繰り返す
②第1公式と同様に両腕・両足にも行う
③両腕や両足が温かいと感じる

第3公式

・腕に意識を向けて、心臓が静かに脈打っていると心の中でゆっくり繰り返す

第4公式

・呼吸に意識を向けてラクに自然に呼吸していると心の中でゆっくり繰り返し、腹式呼吸を行なう

第5公式

・お腹や胃のあたりに意識を向けてお腹が温かいと心の中でゆっくり繰り返す

第6公式

・額に意識を向けて額が涼しく心地いいと心の中で繰り返す

自律訓練法の終わり方

最後に消去動作を行なうことで、心身ともにスッキリと切り替えられます。

【消去動作】
・両手を強く握ったり開いたりと、グーとパーを繰り返す
・両手を組んで大きく伸びる
・肩や首をゆっくりまわす
・全身をほぐして自己催眠の状態から切り替える

自律訓練法は、自分ではコントロールできない自律神経系を2つの公式とイメージによってコントロール。
自律神経のバランスを改善して整える方法です。
慣れてくると、仕事の合間や移動時間にできるようになります。
自律神経が整うと、脳波や呼吸数、血圧、胃腸の機能がプラスに転じるので体の調子が良くなっていくといわれています。

体が不調ではない場合でも、リラクゼーション方法としても効果的です。
手軽に始められるので、ぜひ試してみてください。

いかがでしたか?
自律訓練法を続けると、交感神経と副交感神経のバランスが良くなり自律神経が整います。
健康な体作りを意識すると、早漏の症状が改善するかもしれません。
はじめは面倒かもしれませんが、少しでも早漏が改善できると思えばこんなにうれしいことはないですよね。
日常のちょっとした時間を使って、トレーニング習慣をつけあの頃のセックスライフを取り戻しましょう。

今日から自律訓練法を実践して、早漏をセルフケアしてみませんか?