早漏の基準は何分以内?長持ちさせるための対策について

早漏の基準は何分

人知れず早漏にお悩みの男性は、実は数多くいらっしゃいます。
内容が内容だけに周囲に相談しにくく、早漏が原因で女性との関係をうまく築けない方も多いのが現状です。
そもそも、早漏の定義とは何なのでしょうか。

また、自分が早漏だと判断する基準はあるのでしょうか。
この記事では早漏について、その対策法などについてまとめていきます。

早漏の基準は何分以内?

実は、医学的に早漏の基準は何分以内ということは定義されていません。
一般的には、「膣内にペニスを挿入してから30秒以内で射精してしまう」という説と、「膣内にペニスを挿入してから1分~3分以内に射精してしまう」という説が多く聞かれています。

世界の早漏の基準は?

諸外国では、早漏の基準はどのようになっているのでしょうか。

米国泌尿器科学会の定義では
射精を遅らせることが全くあるいは殆どできない性交が苦痛、悩み、フラストレーション(欲求不満)、性交の回避といった、消極的な行動としています。

欧米などでは離婚の理由に早漏が認められており、社会的問題に。
いずれにせよ、早漏でお悩みの男性は世界に多くいらっしゃるのは事実のようです。

巷の女性が思う早漏の基準タイム

女性が思う早漏の基準タイム

早漏でお悩みの男性にとって、巷の女性が思う早漏の基準タイムは気になるところです。
正直、世の女性の数だけ、早漏の基準タイムは大きく異なります。

女性にとってお相手の男性が早漏かどうかを判断する基準は、自分が満足するよりも先に男性が射精に至るかどうかです。
例えば、ペニスを挿入してから4分後に射精したとします。

俗説でいう「ペニスを挿入してから1分~3分以内に射精」してはいないので、男性にとって自分は早漏ではないと自信になるでしょう。

しかし、女性によっては「もう終わったの!?」と思う方もいます。世界的なコンドームメーカーのデュレックス社の調査によりますと、女性が希望する性交渉時の挿入時間は21分以上だったという結果もあります。

男性が思う以上に、女性の思う早漏の基準タイムは長い傾向にあります。

早漏を改善するためにできること

トレーニング

早漏改善に効果的なトレーニング法があります。
それは、射精直前にペニス自体を強めに手のひらで握り、射精自体を強制ストップさせる方法です。

一度で効果は得られず、何度も何度も繰り返し行うことで少しずつ射精までの時間が長くなっていくことが期待できます。

お相手の女性が、あなたが早漏でお悩みだと分かっていて、何か力になりたいと思っている理解のある方でしたら、女性にも協力していただけると励みになるでしょう。

女性に気がつかれずに対策をしたい場合は、射精直前に体位を変えるなどで女性の関心をそらし、その間に自分の手のひらでペニスを強めに握るとよいでしょう。
自分で行う自慰の時間も、貴重なトレーニングとなります。

内服薬やスプレー

早漏治療薬として、ダポキセチン(プリリジー)という内服薬があります。
内服することで、膣内挿入から射精までの時間が3~4倍延長したという報告があります。
また、直接ペニスに噴霧して使用するリドスプレーというスプレーがあります。

局所麻酔薬の成分が含まれているので、スプレー使用後10分程度でペニスの感度が弱まります。
効果は1時間ほど持続します。
いずれも医薬品にて、病院を受診し、医師からの処方が必要です。

海外の通販サイトから購入をお考えの方がいらっしゃいますが、品質に完全な保証はありません。
また、医薬品にて何かしらの副作用が起きないとも限りません。
信頼できる医療機関で、医師の診察を受けることを強くおすすめします。

早漏を治すならプリリジー?パキシル?治療薬の効果や購入方法を紹介

分厚いコンドーム

ここ数年、コンドームの薄さを売りにした商品が多数販売されていますが、早漏でお悩みの方にはあえて分厚いコンドームを使うことをおすすめします。早漏の原因として、亀頭部の粘膜の敏感さが挙げられています。

女性の膣内に挿入した時点で、すでに早漏の方のデリケートな亀頭部の粘膜は敏感の限界に達しています。
厚めのコンドームを使うことで亀頭部にかかる摩擦力が分散され、刺激が緩和されます。
男性側ができる、女性に気づかれない早漏対策のひとつです。

手術

早漏は手術で改善されることがあります。
ここ数年で、早漏治療を広告としているクリニックが増えてきました。

手術自体は入院を必要としないものがほとんどで、時間も30分程度とさほどかかりません。
痛みもほとんど気になりません。保険治療の適応外となるので費用がお高めではありますが、その分期待度は高まります。

早漏手術の種類や価格相場は?

早漏の手術の種類

包茎手術

早漏の原因として多いのが、包茎です。
包茎の亀頭部は皮がかぶっている状態に慣れているので、普段は刺激を感じにくいです。
しかし、性交渉の際は亀頭部が露出するため、ちょっとした刺激に敏感に反応してしまいます。

包茎は、ある程度の成長が終了してしまってからでは改善はほとんど認めません。
包茎手術を受けることで亀頭部が常に露出され、体が自然に刺激に慣れてきます。
包茎手術は、様々な方法があり費用も異なります。

20,000円強から400,000円前後と差が大きいので、まずは医療機関でカウンセリングを受けることをおすすめします。

亀頭増大

亀頭部にジェル状のフイラー剤を注入することで、亀頭部にコラーゲンの被膜を作ります。被膜のぶんだけ亀頭部が大きくなるので、早漏の改善が期待できます。
刺激に敏感すぎて早漏に至りやすかった亀頭の粘膜が保護されます。

フイラー剤の注入量は個人差がありますが、平均して2~3cc程度で体に無害です。
医療機関によって多少の費用の差はありますが、保険適応外なのは共通しています。
概ね10万円前後の費用が必要です。

小帯切除術

裏筋の部分を、小帯部と呼びます。
早漏でお悩みの方は、この小帯部が大きい場合が多いです。
手術でこの小帯部を切除することで、早漏の改善が期待できます。

一般的に小帯切除術後は、1週間ほど過度な運動やアルコールを控える必要があります。
また、1か月ほど性交渉を控える必要があります。
亀頭増大と同様に、10万円前後の費用が必要です。

まとめ

早漏でお悩む男性は非常に多く、またその悩みを一人で抱えてしまう男性も少なくありません。
この記事では、早漏に関する情報を集めてご紹介しました。早漏はとてもデリケートな問題で、なかなか周囲に相談しにくいものです。

早漏でお悩みの方の参考になると幸いです。