新型コロナ

新型コロナ感染症についてよくある質問

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)について、よくある質問をまとめました。

1.病気の症状・治療法
2.ワクチン関連
3.生活に関する話題

気になる項目ごとにお探しください。

症状・治療法

Q 新型コロナに治療法はない?発症した時の対処法は?

A 新型コロナウイルスに対する治療は、肺炎を伴う中等症以上を対象に行なわれます(2021年9月現在)。そのほとんどが入院治療で施されており、外来投与が実施されているのは抗体カクテル療法のみ。
また軽症の段階で有効な治療法・治療薬はまだまだ少なく、風邪症状に対する対症療法が行なわれます。

Q 後遺症が怖い…。どんな人がなりやすい?いつまで残る?

A 新型コロナによる後遺症(疑いを含む)を訴えている人は、女性:男性=59:41と報告されています。20~50代がほとんどで10代以下や高齢者は、比較的少ないとされています。
国立国際医療研究センター病院は、症状が4ヵ月以上継続している人は後遺症発症者の10%だと発表。
コロナ感染中~治療完了後まで倦怠感や頭痛、味覚・嗅覚障害が続いていたり、回復後に脱毛や記憶障害が起こり始めたら後遺症を疑います。

Q これってコロナ?それとも風邪?どう見分ける?

A 新型コロナの初期症状と風邪はよく似ていますが、新型コロナ特有の症状として咳や息切れ、味覚・嗅覚異常が挙げられます。
また風邪でみられる鼻水やくしゃみなどの症状は、新型コロナでの発症頻度は低いとされています。

Q デルタにラムダ、ミュー…。そもそも変異株って何?

A 従来のコロナウイルスから、より環境に適した遺伝子へと変化したウイルスを変異株と呼んでいます。
変異株は懸念される変異株(VDC)と注目すべき変異株(VOI)の2つに分類され、VDCの方が感染力や重症化リスク、ワクリンの効果低下といった可能性が強まります。
変異株によって症状に大きな違いはないものの、変異を重ねるごとに感染力や重症化リスクが強まる傾向が認められています。

Q イベルメクチンはコロナ対策に有効?安心・安全な飲み方とは

A イベルメクチンは駆虫薬として10年以上の実績がありますが、新型コロナの予防・治療薬としてはまだ承認されていません。
しかし一定の有効性が示されていることや適応外処方が認められていることで、コロナ対策に用いる人が増えています。
服用量は先発薬・ストロメクトールと同じですが、コロナ対策では服用頻度が増えます。

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ワクチン関連

Q 子どものワクチン接種は副作用リスク大?効果や影響は

A 12~15歳の子どもに対するワクチン接種の安全性および有効性は治験によって認められており、ファイザー社・モデルナ社ともに承認を受けています。
副反応は、大人と同様に接種部位の痛み、発熱、だるさ、頭痛などが報告されています。
ワクチン接種により心筋炎の発症リスクが高まるとの懸念がありますが、そもそも若い世代では新型コロナウイルスの感染により無症状の心筋症を発症する危険性が示唆されています。ウイルス感染による心筋炎の発症率は、ワクチン接種後よりもはるかに高いことがわかっています。

Q ワクチンは製薬会社で選ぶべき?効果や副作用、どう違う?

A 日本で用いられているワクチンは、ファイザー社・モデルナ社・アストラゼナカ社、3社の製品です(2021年現在)。
ファイザーおよびモデルナのワクチンは従来株に対して90%以上、アストラゼネカは約74%の有効性が認められています。
いずれのワクチンも、接種後は頭痛・筋肉痛・発熱といった副反応が報告されています。重篤な副反応として、ファイザーではアナフィラキシーが100万回のうち4.7件、モデルナは100万回分の2.5件。
アストラゼネカからは血栓症の報告数が多く、3400万回のうち222件とされています。

Q 新型コロナワクチンのせいで不妊になる噂…どうして?

A 新型コロナのワクチンだけでなく日本で接種されたすべてのワクチンにおいて、不妊を招くような科学的な根拠はありません。
「卵巣にワクチンの成分が溜まる」「そのせいで着床不全や流産を誘発する可能性がある」と懸念されていますが、正確な情報ではないことがわかっています。
ファイザー社による動物実験では、投与後48時間のあいだで卵巣で検出された脂質ナノ粒子(有効成分を体内に運ぶ物質)は総投与量の0.1%未満という結果が得られています。

Q ワクチン接種したのにコロナになる!?ブレークスルー感染とは

A 新型コロナに限らず、ワクチンの効果は100%ではありません。2度の接種から2週間経過し、十分な免疫がついた後の感染をブレークスルー感染と呼んでいます。
免疫をつけても感染してしまう原因は、体内に入ったウイルスの増殖部位や潜伏期間にあります。
一度かかると二度と発症しない感染症(水痘・麻疹など)では、鼻や喉などから侵入したウイルスは扁桃やリンパ節で増殖し、血液によって全身に運ばれます。ウイルスが増殖するまでに時間がかかるため、症状が出る前に免疫が作用して発病を防ぐことができるのです。

しかし、何度もかかってしまう感染症(新型コロナ、インフルエンザなど)の場合、喉や鼻から侵入したウイルスは、その場で増殖を始めます。
免疫がついていても、発病までが早い過ぎるために発病を完全に防ぐことはできません。 ワクチンの効果は、重症化予防>発病予防>感染予防という序列で発揮されます。

生活に関する話題

Q 新型コロナで仕事を休んだら…休業手当はもらえる?労災申請は?

A 新型コロナウイルスに感染して休業する場合、休業手当支給の条件である使用者の責に帰すべき事由による休業には該当しないため、手当は支払われません。
ただし被用者保険に加入していれば、条件に応じて疾病手当金が支給されます。
また、勤務が原因で新型コロナに感染した場合は、労災保険給付の対象となります。
感染経路が業務によると明らかな場合だけでなく、経路不明でも感染リスクが高い業務に従事している人は対象。療養補償給付・休業補償給付・遺族補償給付などが受けられます。

Q 事実?デマ?「ワクチン接種歴があると死亡保険金が出ない」

A 生命保険各社(日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命)は、新型コロナワクチンの接種歴が保険金の支払いおよび保険加入には影響しないとしています。
死亡保険の保険金が受け取れないケースは、契約から3年以内の被保険者の自殺または、契約者・保険金受取人の故意による被保険者の死亡のみ。治験の参加歴についても、保険金給付には影響しないと言われています。

参考サイト一覧

・厚生労働省 「コロナワクチンナビ
・厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金
・厚生労働省「職場で新型コロナウイルスに感染した方へ
・日本小児科学会「新型コロナワクチン~子どもならびに子どもに接する成人への接種に対する考え方~